2013年 01月 27日
モンゴル石炭企業Erdenes Tavan Tolgoiのトラブル
Financial Times 紙1/24/2013は、モンゴル国有石炭企業Erdenes Tavan Tolgoiの株式上場が資金面でトラブルとなり今年は無理と報じている。モンゴル経済は鉱物資源開発で昨年の経済成長は10%で今年は世界で二番目の成長となることが見込まれている。しかし、Erdenes Tavan Tolgoiの問題でその期待も悲観的になってきている。同企業の上場は政治的な論争やロンドン、香港、モンゴルの3市場への上場の思惑に影響されている。同社によると上場の延期は財務的問題であるという。

その財務的問題は同社の株式を全国民に1072株ずつ配ったところに発する。昨年の6月選挙の前に、政府は100万ツグリグ(760ドル)で株を買い戻す政策を実施した。この政策で、政府には約10億ドルの負担となった。Erdenes Tavan Tolgoiがまだ上場していないのにGDPの10分の1の負担となった訳である。政府はその資金の負担分を同社に負わせたのである。それで、石炭開発が出来なくなったのである。

加えて、中国のアルミ国有企業のChalcoとの紛争に陥っている。昨年、Chalcoは3億5,000万ドルを事前にErdenes Tavan Tolgoiに支払いをしていた。それは、市場価格に沿った価格で石炭を供給するという約束である。しかし、Erdenes Tavan Tolgoiは今月1億8,000万ドル分の未供給分を残して供給を停止した。資金不足からであった。同社は政府に5億ドルの支援を仰いでいるという情報もある。


(by モンゴル株ドットコム)

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by mongolia-kabu | 2013-01-27 11:08 | 鉱業


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