カテゴリ:投資環境( 8 )

2013年 09月 04日
モンゴル、外国投資法再考
South China Morning Post紙9/4/2013は、モンゴルが昨年の外国投資法制定以来、外国投資が減少していることもあり、同法の改正を検討していると報じている。昨年の外国直接投資額は20%減少した。今年は43%減とも言われている。それゆえ、モンゴル政府は従来の政策に戻そうとしている。既に改正の法律が国会で議論され、今月の特別召集国会で決定される見込みである。

改正の内容は、鉱業、銀行業、金融業、メディア・通信業などの戦略的分野への外資の制限に関してである。昨年5月に可決された現行法では、戦略的分野に33%以上の割合の投資を行う場合に政府の承認がいるということになっている。49%以上、1,000億ツグリグの投資の場合は、国会の承認がいる。

しかし、改正される内容にも、国有企業が戦略的分野に投資する場合には政府の承認が必要とされている。

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by mongolia-kabu | 2013-09-04 09:41 | 投資環境
2013年 08月 07日
モンゴル、外国国有企業の外国投資を簡素化
South China Morning Post紙8/6/2013は、モンゴル政府が今年中にも新たな外国投資法を制定し外国国有企業の投資を簡素化する方向になると報じている。法律の草案によれば、モンゴルの戦略的分野への外国国有企業の投資は経済開発省で審査されるようになるとしている。

現在は外国国有企業の49%を超える投資は国会の承認が必要である。新たな法律では無駄な時間の消費を簡素化できると期待されている。今回の措置は、モンゴル経済の減速影響もある。商品価格の下落で特に石炭、銅の輸出が減少している。この4月には民間企業の同法の制限を免除した。

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by mongolia-kabu | 2013-08-07 23:57 | 投資環境
2012年 07月 14日
排外的ムードが出てきたモンゴル
Business Mongoliaによれば、排外的な運動がモンゴルで起こってきていると報じている。6月の国会選挙で買った政党から出てきており、大型鉱山プロジェクトに関わってきた国際的な鉱山会社にとっては悪いニュースである。

国会の76議席の内4分の1は、鉱業の自国の管理を擁護する政治家である。議席の多くを占める民主党は基本的には自由市場を好むが、31人の内、9人以上は資源ナショナリストとして有名である。鉱業の自国管理を掲げる公正連合党とのせいじてきとりひきも可能とされている。

2005~2009年にかけて大統領であった、公正連合党のEnkhbayar党首によれば、外国企業によって発見された鉱山は一定の期間の後に国家に返すべきとしている。当初の20年間は外国企業が発見したので、保有しても良い。しかし、21年以降はモンゴルに返すべきであると。

世界最大規模のTavan Tolgoiについては、ナショナリストの政治家は100%をモンゴル人が所有することを望んでいる。彼らは全ての株をモンゴル人に配ることを望んでいる。この鉱山の開発については、昨年の7月以降話がストップしている。政府は、中国のShenhuaや米国のPeabodyのコンソシアムに開発の権利を売却する決定を取り消した。

モンゴル経済は鉱業開発により急成長しており、今年前半の成長率は16.7%で、隣国中国の2倍以上となった。


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by mongolia-kabu | 2012-07-14 00:22 | 投資環境
2012年 06月 01日
モンゴル、新投資法について変更の余地を
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Financial Times紙によれば、モンゴル政府は物議をかもしている新たな外国投資法について、今月末の国会選挙の後で、内容についての変更の余地があると報じている。Elbegdori大統領によれば、個人的にはこの法律が最善であるとは思っていないという。多くの議論の余地があり、常に改善の余地はあるとしている。

新たな外国投資法は、鉱業、金融、通信の戦略的分野への外国投資で、7,500万ドル超、49%超の持分を保有する場合には、国会の事前承認が必要であるとのことである。

ある外国投資家は、外国企業はモンゴルに投資する際に、持分の調整をしないといけないと語っている。

モンゴルは、ここ2、3年で経済規模が2倍になっている。昨年の経済成長は17%で、世界で最も成長が高かった国である。来年は、銅、金などへの投資で20%に加速すると見られている。

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by mongolia-kabu | 2012-06-01 22:42 | 投資環境
2012年 05月 19日
モンゴル新投資法、国会通過
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Financial Timesによれば、モンゴルの新投資法が国会を通過した。それによれば、特定の分野への1,000億円トゥグリグ(7,600万ドル)を超える外国投資で49%を超える議決権を保有する場合には、政府と国会の両者の承認が必要になった。

この法律の草案の段階では、外国投資を49%までに限定し、投資制限分野についても食品や運輸、不動産までも含んでいた。しかし、最終的には、鉱業、銀行金融、メディア通信の3分野に絞られた。この3分野への投資で1,000億トゥグリグを超える投資の場合にはモンゴル投資貿易機関(FIFTA)と国会の承認が必要になる。

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by mongolia-kabu | 2012-05-19 10:56 | 投資環境
2012年 05月 06日
モンゴル新外国投資法の草案(英語版)発表
Business Mongoliaによれば、新たに制定が予定されている外国投資法の草案の英語版が公表されました。

それによれば、法律の正式名称は「戦略的重要分野への外国投資法」です。この法律によれば、外国投資家は2種類に分けられ、まず、外国政府に管理された法人および国際機関、国際機関に管理された法人(同法3条、1)とそれ以外の外国法人(同法3条、2)があります。

そして、外国政府に関連する法人はモンゴルに投資する際には全て事前に政府の承認が必要です(同法3条、1)。また、一般の外国投資家は、戦略的重要分野かまたは1,000億トゥグリグ(約7,700万ドル)の時価総額のモンゴル企業に投資する際には、事前の政府の承認が必要です(同法3条、2)。

モンゴル国外で実際にモンゴルの戦略的重要分野に関連した企業に対して外国勢が投資する場合もこの法律が適用されます(同法3条、5)。

そして、戦略的分野または1,000億トゥグリグのモンゴル企業に外資が投資する場合には、モンゴル側の持分は51%以上でなければなりません(同法3条、7)。

戦略的分野とは、鉱業、食品、農業、発電、道路、運輸、情報、通信など国家の基本的な分野で国家の利益となり、国民の安全を確保する分野です(同法5条、1)。

以上が概要ですが、基本的にはこれまでの開放路線から閉鎖路線に政策が変更したのではなく、あくまで国家の戦略的重要分野に対する外資に対してのみ制限を加えるというものです。

この法律の草案を読む限り、あくまで、中国のChalcoが、トロント市場に上場するSouthGobi Resourcesの過半数の株式を取得するようなケースを阻止する目的で制定が検討されていることが良くわかります。

今まで、モンゴルの場合は外資100%の出資が許されていましたが、ここに来て世界的な資源ナショナリズムの高まりでこのようなことになったということでしょう。

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by mongolia-kabu | 2012-05-06 21:51 | 投資環境
2012年 05月 03日
モンゴル、新たな外国投資法の制定
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Financial Times紙5/2/2012によればモンゴル国会が、外資を49%以下に制限する新たな外国投資法を検討していると報じている。モンゴルは鉱業分野における外国投資が牽引して経済成長を遂げている。しかし、先月の中国の投資に関して逆戻りの風潮になっている。

新たな投資法の草案によれば、大規模な外国投資に対して明確に不快感を持っていることが分かる。この草案が国会を通ったとすると、7,600万ドル以上の外国投資で、天然資源、運輸、食品、不動産、通信、農業等の戦略的分野では、モンゴル側の経営権が過半数以上であることが必須となる。この草案は、昨年作成されたが、中国のChalcoが10億ドルを原料炭の企業に投資することが明らかになった4/24まで国会には提出されていなかった。

中国の国営企業はミャンマーやカザフスタンなどの近隣諸国で資源に富んだ国々に投資をしている。しかし、資源ナショナリズムが高まって、最近ではミャンマーが中国の資金による水力発電所の建設を凍結した。中国のモンゴルに対する投資も歴史的不信感から、度々問題にされている。

モンゴルへの外国投資はGDPの62%に上り、6月の選挙を前にして政治的議論の対象になっている。

モンゴルのコングロマリットのNewcomの代表のBayanjargal氏によれば、今のままの内容でこの法律が制定されれば、モンゴルでは何も動かなくなるし、誰も投資しないと言及している。

関係筋によれば、この法律の目的は、外国の国有企業の参入を制限させることであるという。しかし、この草案は全ての外国投資を制限する内容になっている。

ウランバートルの鉱業関係者は、中国の大規模国有企業は購買力があるので、モンゴルの全ての事業を買うことができる。モンゴルは、それが起こった場合に中国の経済都市の1つになってしまうことを非常に恐れているのである。

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by mongolia-kabu | 2012-05-03 17:08 | 投資環境
2012年 05月 02日
モンゴル、新法で外国国有企業の戦略資産に対する投資を規制に
Business Mongoliaによれば、モンゴル国会で、外国の国有企業が戦略資産の投資を行うことを制限する法律の制定を検討していると報じている。新法により、中国のChalcoがSouthGobi Resources Ltdの株式を取得することを止めさせることが可能となる。外国国有企業が投資する場合には、カナダや豪州で行われているように、事前に政府の審査を通ることとなる。

現在は、外国国有企業がモンゴルの戦略的企業に投資する場合に、株式の取得割合についての制限は無い。

先月、中国の国有企業で最大のアルミニウム製造企業のChalcoは、モンゴルの石炭企業のSouthGobi Resourcesの過半数の株式を9億2,300万ドルで取得することで合意した。その後2週間後に、モンゴル政府は同社の鉱業免許を一部停止した。

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by mongolia-kabu | 2012-05-02 13:30 | 投資環境